2020年8月13日木曜日

Tag Popupにカテゴリを実装しました (Tag Popup 2.1.2)

Tag Popup 2.1.0を公開しました。
処理を改善したv 2.1.2を公開しました。こちらをご使用ください。
 
ダウンロード

Thunderbird 78がリリースされて3週間くらい、Tag Popupへ移行したユーザさんも少しずつでてきました。まぁ、予想通りっちゃぁ予想通りなんですが、あまり評判は芳しくないです(苦笑)。なかなか辛辣なコメントもありますが、できないものはできないので…

今回、Tag Toolbarにあったカテゴリ機能を追加してみました。細かいところはちょっと違ったりしますが、だいたい同等のことがポップアップでもできるようになっていると思います。

大きめな変更なので、しばらくはHPのみでの公開にして、様子をみて addons.thunderbird.net への登録としようと思います。

以下、追加した機能の説明です。


できるようになること

基本的には、タグが大量にある人向けの機能です。

■ポップアップに表示するタグの絞り込み
以下のように、ポップアップにカテゴリが追加され、そのカテゴリに含まれるタグだけ表示されます。その下の検索も、カテゴリの中で検索します。

「最近使ったタグ」の表示も可能です。




■ヘッダビューに表示するタグの絞り込み
Tag Popupの新機能として、ヘッダビューのタグのクリックでタグのつけ外しができますが、これをするために全タグが表示されます。タグがたくさんある場合に、ヘッダビューがあふれてしまうのでその対策です。

特定のカテゴリに含まれるタグだけ表示する設定を追加していますので、カテゴリを使って表示を絞ってください。



カテゴリの作成

まずは、Tag Popupのオプションを開いてカテゴリを作ってください。下のほうにスクロールしていくと、「カテゴリエディタ」というのがあるので、ここで作成します。こんな感じです。

「カテゴリ」のところでカテゴリを選択して、「カテゴリを編集」のところでそのカテゴリに入れるタグを設定する流れになります。

最初は「すべて」と「最近使ったタグ」しかありません。このカテゴリは変更、削除はできません。




カテゴリを作るには、カテゴリの横にある「新規」ボタンを押してください。すると、「New Category」という名前で空のカテゴリが追加されます。そのあと、カテゴリ名やタグを設定して「更新」ボタンを押してください。これで、カテゴリが一つできます。

カテゴリには、通常のカテゴリと検索カテゴリの2種類があります。

通常のカテゴリ

カテゴリに含むタグを手動で決めるカテゴリです。カテゴリに入れるタグは、←ボタンで「利用可能なタグ」から「現在のカテゴリ」に移動することで設定できます。「上へ」「下へ」ボタンは、カテゴリの中でのタグの表示順を設定します。ポップアップでは、この順序でされます。

タグが大量にある場合は、「タグをフィルタ」のところに検索ワードを入れてください。ヒットしたタグのみ表示されます。

検索カテゴリ

検索条件にマッチしたタグのみ表示するカテゴリです。都度検索して表示するのでタグの追加などをしたときにカテゴリを見直す必要がなくなります。一方で、検索を毎回する分、大量にタグがある場合にパフォーマンスへの影響があります。

設定するには、「検索カテゴリ」のところにチェックを入れてください。カテゴリを編集の部分が、以下のような表示に切り替わります。




ここで、「検索クエリ」と書かれているテキストボックスに検索ワードを入れてください。大文字と小文字を区別したり、正規表現で検索したりもできます。検索条件を入れるとマッチしたタグが「マッチしたタグ」のところに表示されます。希望通りの結果になっている場合は、更新ボタンをおして保存してください。

Tag Toolbarでは、検索条件に色も指定できましたが、Tag Popupでは見送りました。というのも、Thunderbird 68から、タグに使える色が大幅に増えてしまい、検索条件としては使いにくいかなと思ったためです。見た目同じ赤色でも、カラーコードがちょっとだけ違うものが存在してしまうので。実装自体は、そんなに難しくないので、要望が多ければ復活させるかもしれません。

カテゴリの表示順序の設定

ポップアップでカテゴリを選択する部分ですが、ここの表示順も設定することができます。「カテゴリ」のところでカテゴリを選択して、横にある「上へ」「下へ」ボタンで順序を変更してください。「すべて」「最近使ったタグ」は消せないので、いらなければ、下のほうに追いやってください。

カテゴリの作り方はここまでです。

最近使ったタグの記録

メッセージにタグを追加するとそれを記録して、「最近使ったタグ」カテゴリに表示します。追加したタグだけで、外したタグはカウントしません。

デフォルトでは無効になっているので、設定の一番上にある「最近使ったタグの記録数」を設定してください。0に設定すると無効になります。

また、最近使ったタグが一つも記録されていない状態だと、ポップアップのカテゴリ選択のところにでてこないので注意してください。

「履歴をクリア」ボタンは、記録したタグをリセットします。


メッセージヘッダに表示するタグの設定

ちょっとややこしい設定になってしまいました…

ヘッダビューに表示するタグの絞り込み設定です。「ヘッダビューでタグを切り替える」オプションの下に、カテゴリ選択を追加しました。ここには、検索カテゴリは表示されず、設定できません。メッセージ選択のたびにタグ検索が走ってしまうので、表示が遅れるなどの影響が心配なためです。




ヘッダビューには、ここで指定したカテゴリのタグのみ表示されます。この設定は、そのメッセージにつけられていないタグのみに効きます。

例えば、「重要」「仕事」「ToDo」タグが入っている「仕事用」カテゴリを設定したとします。それで、「重要」「プライベート」タグがつけられたメッセージを選択すると以下のような表示になります。




メッセージについているタグは設定に関係なく表示、つけられていないタグ(白背景)はカテゴリに含まれるもののみになります。ここで、「プライベート」タグをクリックして外すと、




の表示なって、「プライベート」タグが消えます。これは、「仕事用」カテゴリに含まれないためです。


タグを変更した場合の設定
 
[2020/8/14 追記 v2.1.1]
カテゴリは、作ったときのタグの情報をキャッシュしています。タグの名前や色を変更した場合やタグを削除した場合は、カテゴリは古い情報で表示してしまいます。

なので、Thunderbirdの起動時に、カテゴリのキャッシュをリフレッシュする処理を入れました。タグを変更した場合は、次の起動時からカテゴリにも反映されます。
 
ただ、タグが大量にある場合は、毎回チェックすると起動時間に影響があるかもしれません。その場合は、Tag Popupのオプションで、「起動時にカテゴリのタグキャッシュを更新する」のチェックを外してください。タグを変更した場合は、「今すぐ更新」を押して手動で同期してください。


カテゴリ表示などの都度最新のタグを読みだしてもいいのですが、タグが多い場合のパフォーマンスへの影響を気にして、キャッシュしています。12,000個近いタグを持っている人もいるようなので。ちょっと信じられないですが…
 

お盆休みですがコロナで外出もしづらく…ということで、がんばって作ってみました。無駄に徹夜になってしまったり…区切りがつかない自分が悪いんですが(笑)

おかしなところなどがあったら、コメントください。この記事を書きながら、タグを削除したときにカテゴリが追従できていないことに気づきました。存在しないタグをつけようとしたときに、Thunderbirdがどうなるのかわからないので、気を付けてください。次のバージョンでなにかしら対応を入れようと思いますが、しばらくは、タグを削除したら手動でカテゴリからも削除してください。

5 件のコメント:

h.ogi さんのコメント...

一点書き忘れましたが、Tag Toolbarとは異なるデータ構造になっているので、カテゴリの引継ぎはできません。すみませんが、手動で作り直してください。

h.ogi さんのコメント...

v2.1.1をリリースしました。追記したカテゴリのリフレッシュ機能に加えて、カテゴリの表示処理を見直しています。ポップアップ表示時に、一瞬ちらつくのが改善していると思います。

h.ogi さんのコメント...

v2.1.2をリリースしました。初回起動時のカテゴリ処理に不備があったので修正しました。

h.ogi さんのコメント...

v2.1.5をリリースしました。カテゴリを3つ以上作れない不具合を修正しました。

匿名 さんのコメント...

h.ogiさん
いつもありがとうございます。

環境は
Win10 Pro 64bit Thunderbird 78.10.1(64ビット)
Tag Popup2.1.5
上記の内容にアップデートしたら
「利用可能なタグ」が「後で」のみになり
プレビューの色も紫のみなっていました。

アドオンを削除して再度インストールしましたが、変化はありませんでした。
以上になります。よろしくお願い致します。

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