2022年1月5日水曜日

Check and Sendの送信遅延オプション

Check and Send 2.1.1に、指定時間待ってから送信するオプションを追加しました。送信ボタンをおしてから、「あ…」となったときにキャンセルできるようにする機能です。

Check and Send 2.1.1


設定

デフォルトでは無効になっているので、まず設定をしてください。
Check and Sendのオプションの真ん中あたりに「送信遅延」というところがあるので、ここで待つ時間を指定してください。単位は秒です。

その下のチェックボックスは、アドレスチェックでヒットした場合のみ待機させるオプションです。ヒットしなかった場合は、すぐに送信してしまいます。「宛先のアドレス」のところで、社外のメールアドレスにヒットするようにしておいて、社内宛だったら待たない、社外宛だったら待つみたいな使い方を想定しています。

この後で紹介しますが、この機能はツールバーボタンに残り時間を表示します。そのため、ツールバーボタンを置いていないと正しく動作しないのでご注意ください。


設定がだいぶごちゃごちゃしてきてしまったので、整理必要ですね…

使い方

メールを作成して送信すると、これまで同様にポップアップがでてきます。ここで「続ける」を押すと、送信が保留されツールバーボタンに赤色のバッジで残り時間が表示されます。これがゼロになるとメールが送信されます。

送信キャンセルをしたい場合は、「チェック」ボタンを押すと、以下のようなポップアップが出るので、ここでキャンセルを押してください。「続ける」を押した場合は、カウントダウンを継続します。ポップアップ表示中もカウントはされているので、キャンセルを押す前にタイムアップするとメール送信してしまうのでご注意を。


チェックボタンがへこんだままになってしまうケースがあるのですが、このときにチェックボタンを押しても空振りしてしまうので、もう一度押してください。Thunderbird 91から起きているようで、回避策を検討していますが、苦戦中です…

また、送信待機中にメール作成ウィンドウを閉じてしまうと、送信キャンセルされ、作成したメールごと失ってしまうのでご注意ください。邪魔だと思いますが、ウィンドウはそのままにしてください。


久しぶりに少し時間がとれたので、要望が非常に多かった機能を入れてみました。実際、これで救われるケースってあんまりないとは思いますが、保険って感じですかね。

本当は、送信トレイに退避して時間が来たら送信するなど、もう少しいいやり方をしたかったんですが、現状のアドオンのフレームワークで思いつくのはこのような実装でした。思ってたのと違うって方もいると思いますが、使ってみていただいて、こんな風にしてみたらとかコメントいただけるとうれしいです。

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