Message Header Toolbar Customize 2.0.6を公開しました。
予定にはなかったのですが、タイトルの通り、新機能が少しあります。
ツールバーボタンの追加
Thunderbird 78で、スレッド、タグ、形式を指定して転送ボタンが消されてしまったので、再現してみました。個人的には、使用頻度はそれほど高くないけど、ないならないでちょっと寂しいかなというボタンたちです。
Thunderbird 68と同じ動きになるように作っています。上記の例は「アイコンの横にテキスト」で表示していますが、もちろん、他のボタンと同じようにアイコンのみの設定にもできます。
転送ボタンは、メニューから、本文として転送するか、添付ファイルとして転送するかを選べるようになっています。ボタン部分を押すと、Thunderbirdのオプションで設定している方式で転送します。これを使うのであれば、もとの「転送」ボタンは非表示にしてしまっていいかなと思います。同じこともできるので。
なお、これらのボタンはデフォルトでは表示されません。カスタマイズウィンドウを開くと、以下のようにリストの一番下で「非表示」となっているので、表示に切り替えてください。必要に応じて表示順も変更してください。
注意点:
- 今回追加した転送ボタンは、もとからある転送ボタンと区別するために、このリスト中では「形式を指定して転送」と表示されています。ツールバーボタンでは「転送」になっていて、表示が違うので注意してください。
- メッセージウィンドウ(別ウィンドウで開いたとき)にも「スレッド」がありますが、表示設定にしていてもでてきません。このウィンドウではタブでスレッドが開けないためです。Thunderbird 68でもツールバーには置けるけど表示されない動作だったので、特に修正しなくてもいいかなとそのままにしています。
カスタマイズウィンドウで複数選択
もう一つの追加機能として、表示順のリストのところで複数選択できるようにしました。Ctrl+クリックで個別に選択、Shift+クリックでまとめて選択できます。複数選択すると、移動と表示/非表示の切り替えがまとめてできます。表示/非表示は、選択中の先頭の項目に合わせてまとめて変更されます。
例えば、以下の状態で表示ボタンを押すと、3つまとめて表示設定に変更できます。
その他こまごま
- メッセージウィンドウのカスタマイズの時に、表示を選ぶリストがメッセンジャーウィンドウ(メインウィンドウ)の設定で初期化されてしまっていたのを修正しました。カスタマイズを開いたときに、現在の表示とあっていなかっただけで、設定変更はもとから問題ありません。
- 各種ボタンを使えないときは無効化するようにしました。(例:先頭の項目を選択しているときは、上へボタンを無効化)
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