2019年9月3日火曜日

Thunderbird 68に未対応アドオンをインストールする方法

Thunderbird 68.0にバージョンアップすると、ほぼすべてのアドオンが無効化されてしまいます。対応版がリリースされない場合などの時に、自力でインストールできるようにする方法を紹介します。

単純な機能のアドオンなど、運がよければこれで動くようになります。たいていは、インストールができても正しく動かないことが多いと思いますが、その場合は、ソースコードを直していく必要があります。

少し難易度が高いかもしれませんが、テキストエディタと、ZIPの圧縮/解凍ツールがあればできるので、試してみてください。

また、この投稿のコメントの中で、以下のアドオンをThunderbird 68対応させています。非公式版ですが、こちらも自由にお使いください。
  • Address Move Button
  • Auto Address Cleaner
  • Ruler Bar
  • PrintingTools
  • StartupMaster
  • Display Mail User Agent
  • 宅配便の配達状況 
ダウンロードはこちらから。
https://hogi.sakura.ne.jp/hiki/?ExperimentalExtensions


では、アドオンの修正方法の説明です。

①xpiファイルをダウンロード、解凍する
まずは、アドオン(xpi)を作者のサイト等から、ダウンロードしてきます。
ダウンロードしてきたファイルの拡張子をzipに変更して、解凍します。

解凍すると、以下のようなファイル/フォルダができると思います。

chrome/
defaults/
chrome.manifest
install.rdf
この構成でない場合もあるかもしれませんが、気にしないでください。
解凍できて、chrome.manifestとinstall.rdfがでてこればOKです。


②manifest.jsonファイルを作成する
以下のコードをコピーして、chrome.manifest等と同じフォルダ階層(トップ)に、
「manifest.json」という名前で保存してください。

■manifest.json
{
  "manifest_version": 2,
  "name": "XXX",
  "description": "XXX",
  "version": "XXX",
  "author": "XXX",
  "homepage_url": "XXX",
  "legacy": {
    "type": "xul",
    "options" : {
      "page" : "XXX",
      "open_in_tab" : XXX
    }
  },
  "applications": {
    "gecko": {
      "id": "XXX",
      "strict_min_version": "XXX"
    }
  },
  "icons": {
    "32": "XXX",
    "24": "XXX"
  }
}

次に、このmanifest.jsonの XXX の部分を、install.rdfを見ながら設定します。
install.rdfはテキストエディタで開けます。
manifest.jsonができたら、install.rdfは不要なので削除してください。

manifest.jsonとinstall.rdfの値の対応は以下になります。
対応するものがinstall.rdfにない場合は、その設定は不要です。(行ごと削除してOK)
文字列は、""で囲うのを忘れないでください。

manifest.json
install.rdf
必須
補足
name
em:name

description
em:description


version
em:version
好きなバージョンに変更してもOK。
author
em:creator


homepage_url
em:homepageURL


page
em:optionsURL
アドオンの設定ダイアログがある場合のみ。
open_in_tab
em:optionsType
アドオンの設定ダイアログがある場合のみ。
em:optionsType が3の場合は true、 それ以外の値、または、em:optionsType がない場合は false に設定する。
この値は、""で囲まないので注意。
id
em:id
em:targetApplicationの中のem:idではないので注意。
 {3550f703-e582-4d05-9a08-453d09bdfdc6}は、ThunderbirdのIDなので、これではないほうのIDを指定してください。
strict_min_version
-
Thunderbirdのバージョン。これ以前のバージョンにはインストールできない。今回は "68.0" に設定する。
icons
em:iconURL

アドオンのアイコンをサイズごとに指定。
install.rdfとは違い、manifest.jsonを置いたディレクトリからの相対パスで指定する。

 以下、私のアドオン Maximize Message Paneの場合のサンプルです。

■サンプル:Maximize Message Pane の install.rdf
<?xml version="1.0"?>
<RDF xmlns="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:em="http://www.mozilla.org/2004/em-rdf#">
<Description about="urn:mozilla:install-manifest">
  <em:id>{CC1FC7EB-79F7-4A28-B12C-731304F16E53}</em:id>
  <em:name>Maximize Message Pane</em:name>
  <em:version>1.2.31</em:version>
  <em:description>Maximize message pane by collapsing thread pane and folder pane.</em:description>
  <em:creator>H.Ogi</em:creator>
  <em:optionsURL>chrome://maxmsgpane/content/settings.xul</em:optionsURL>
  <em:iconURL>chrome://maxmsgpane/skin/max32.png</em:iconURL>
  <em:homepageURL>http://hogi.sakura.ne.jp/en/</em:homepageURL>
  <em:targetApplication>
   <Description>
    <em:id>{3550f703-e582-4d05-9a08-453d09bdfdc6}</em:id>
    <em:minVersion>60.0</em:minVersion>
    <em:maxVersion>60.*</em:maxVersion>
   </Description>
  </em:targetApplication>
</Description>
</RDF>


■サンプル:作成したmanifest.json
{
  "manifest_version": 2,
  "name": "Maximize Message Pane",
  "description": "Maximize message pane by collapsing thread pane and folder pane.",
  "version": "1.3.00b3",
  "author": "H.Ogi",
  "homepage_url": "http://hogi.sakura.ne.jp/en/",
  "legacy": {
      "type": "xul",
    "options" : {
      "page" : "chrome://maxmsgpane/content/settings.xul",
      "open_in_tab" : false
    }
  },
  "applications": {
    "gecko": {
      "id": "{CC1FC7EB-79F7-4A28-B12C-731304F16E53}",
      "strict_min_version": "68.0"
    }
  },
  "icons": {
    "32": "max32.png"
  }
}


③chrome.manifestを修正する
次は、chrome.manifestを変更します。これも、テキストエディタで開きます。
ここでも、Maximize Message Paneを例にします。

chrome.manifestは、以下のようになっていると思います。

■サンプル:Maximize Message Paneのchrome.manifest(修正前)
content maxmsgpane jar:chrome/maxmsgpane.jar!/content/maxmsgpane/

overlay    chrome://messenger/content/messenger.xul    chrome://maxmsgpane/content/maxmsgpane.xul
overlay    chrome://messenger/content/msgHdrViewOverlay.xul chrome://maxmsgpane/content/maxmsgpane_hdr.xul

locale maxmsgpane en-US jar:chrome/maxmsgpane.jar!/locale/en-US/maxmsgpane/
locale maxmsgpane ja-JP jar:chrome/maxmsgpane.jar!/locale/ja-JP/maxmsgpane/

skin    maxmsgpane    classic/1.0    jar:chrome/maxmsgpane.jar!/skin/classic/maxmsgpane/

style chrome://messenger/content/customizeToolbar.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css
style chrome://messenger/content/messenger.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css
style chrome://messenger/content/msgHdrViewOverlay.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css

これの、"overlay"、"style"の部分を修正します。
overlay XXXXX YYYYY
style XXXXX YYYYY
の形式になっていますが、このXXXXXの部分が"~Overlay.xul"になっている場合、以下を参考に置き換えます。
なっていない場合は、たぶん、そのままで大丈夫です。
上の例だと、ハイライトした部分が、修正が必要な箇所です。

~Overlay.xul
置き換え
mailWindowOverlay.xul
msgHdrViewOverlay.xul
messenger.xul
customizeToolbarOverlay.xul
customizeToolbar.xul


Maximize Message Paneでは、こんな感じ。

■サンプル:Maximize Message Paneのchrome.manifest(修正後)
content maxmsgpane jar:chrome/maxmsgpane.jar!/content/maxmsgpane/


overlay    chrome://messenger/content/messenger.xul    chrome://maxmsgpane/content/maxmsgpane.xul
overlay    chrome://messenger/content/messenger.xul chrome://maxmsgpane/content/maxmsgpane_hdr.xul


locale maxmsgpane en-US jar:chrome/maxmsgpane.jar!/locale/en-US/maxmsgpane/
locale maxmsgpane ja-JP jar:chrome/maxmsgpane.jar!/locale/ja-JP/maxmsgpane/



skin    maxmsgpane    classic/1.0    jar:chrome/maxmsgpane.jar!/skin/classic/maxmsgpane/


style chrome://messenger/content/customizeToolbar.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css
style chrome://messenger/content/messenger.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css
#style chrome://messenger/content/msgHdrViewOverlay.xul chrome://maxmsgpane/skin/maxmsgpane.css

ハイライト下部分が、変更箇所です。一番最後の行は、msgHdrViewOverlay.xul -> messenger.xul に置き換えると、
一つ上の行と同じになるので、#でコメントアウトしています。

④zipで圧縮する
新しく作成したmanifest.jsonも含めて、すべてのファイル/フォルダをzipで圧縮します。このとき、もとの階層構造と同じになるように注意してください。

通常は、以下のように、トップ階層のファイルを全選択して、zipで圧縮することになると思います。


最後に、拡張子をzipからxpiに変更して終わりです。

作成したxpiファイルを、Thunderbirdのアドオンマネージャーにドラッグ&ドロップすれば、インストールができるはずです。

インストールがうまくいかないときは
「Thunderbird 68.3.1と互換性がないため、このアドオンをインストールできませんでした。」のようなメッセージがでて、インストールできない場合は、manifest.jsonに問題があることが多いです。

エラーコンソールのエラーが参考になることがあるので、確認してみてください。
エラーコンソールは、
・「Ctrl+Shift+J」を押すか、
・アプリメニュー(3本線のメニュー)から、「ツール→開発ツール→エラーコンソール」
で開けます。
「Invalid XPI: SyntaxError: JSON.parse:」のようなメッセージを探してください。

■間違った設定の例
"icons": {
"32": "icon.png",
}

■エラーメッセージの例
1577695480223 addons.xpi WARN Invalid XPI: SyntaxError: JSON.parse: expected double-quoted property name at line 23 column 5 of the JSON data(resource://gre/modules/Extension.jsm:525:26) JS Stack trace: readJSON/</<@Extension.jsm:525:26
onStopRequest@NetUtil.jsm:128:9

「"icon.png",」と、「,」で終わっているので、次のプロパティがこないといけないところ、次の行が「}」なので、エラーになってしまっています。この場合は、「,」を消せばOKです。


[2019/10/07]
Maximize Message Paneの例に合わせて、内容を一部修正しました。
間違いの多い、最後のzip圧縮のところに、イメージ画像を追加しました。

[2019/10/23]
ソースコードの修正についてもまとめました。難易度は高めと思いますが、ご参考までに。
Thunderbird 68に未対応アドオンをインストールする方法 (2)

[2019/12/30]
エラーコンソールの確認方法を追記しました。 


52 件のコメント:

すずらん さんのコメント...

修正方法参考になります。
でも、どうやっても「Thunderbird 68.0と互換性がないため、このアドオンをインストールできませんでした。」になってしまうのですよね・・・。
使用できるできないかはともかく、インストールできるところまでは持っていきたいのですが。何がダメなのかしら・・・。

h.ogi さんのコメント...

「manifest.json」が入っているか、また設定が正しいか確認してください。
(特に、strict_min_version)

匿名 さんのコメント...

修正参考になります。
68.1でMinimizeToTray Reanimatedというアドオンがどうしてもインストールできません。
h.ogiさんの環境では動きますか?

h.ogi さんのコメント...

MinimizeToTray Reanimatedですが、インストール自体はできました。ただ動かないので、ソースコードの修正が必要です。

匿名 さんのコメント...

68.1にて
Address Move Button
というアドオンを動かしたく修正を行ったのですが、
互換性がありませんと言われてしまいます。

h.ogiさんの環境では動きますでしょうか。
もし動くのであれば、なにかアドバイスをいただけると助かります。

匿名 さんのコメント...

上のaddress move buttonについてですが、
下記のように修正しました。


{
"manifest_version": 2,
"name": "Address Move Button",
"description": "Allow you to add a Address Move Button to mail compose window.",
"version": "0.4",
"author": "shimamu",
"homepage_url": "https://github.com/shimamu/",
"legacy": {
"type": "xul",
"options" : {
"open_in_tab" : false
}
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "{3550f703-e582-4d05-9a08-453d09bdfdc6}",
"strict_min_version": "68.0"
}
},
"icons": {
"32": "content/icon.png",
}

h.ogi さんのコメント...

以下の3点、修正してください。
・idは、install.rdfの7行目にある、「address_move_button@~」のほうを設定してください。
・一番最後に } を追加してください。
・optionsは不要なので、丸ごと削除してください。

{
"manifest_version": 2,
"name": "Address Move Button",
"description": "Allow you to add a Address Move Button to mail compose window.",
"version": "0.4",
"author": "shimamu",
"homepage_url": "https://github.com/shimamu/",
"legacy": {
"type": "xul"
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "address_move_button@d.hatena.ne.jp",
"strict_min_version": "68.0"
}
},
"icons": {
"32": "content/icon.png"
}
}

h.ogi さんのコメント...

上記でインストールはできましたが、ボタンを押すとエラーで動かないみたいです。
Javascriptの修正が必要です。

匿名 さんのコメント...

h.ogi さん
検証いただきありがとうございました。

Javaスクリプトの修正が必要ということで、自分ではかなり難易度が高いので、
対応版が出るのを待つことにします。

ありがとうございました。

h.ogi さんのコメント...

Address Move Button、Thunderbird 68向けに直してみました。作者の方に迷惑をかけたくないので、別アドオン(別ID)としています。よかったらどうぞ。

Address Move Button (mod) 0.3.1

こさ さんのコメント...

本記事を参考にさせていただき、Auto Address Cleaner というアドオンにて試みましたが
インストール出来ませんでした。
お手数をおかけしますが、下記ご確認の上、アドバイスいただけないでしょうか。

作成した、manifest.json

{
"manifest_version": 2,
"name": "Auto Address Cleaner",
"description": "Remove comment, display name from addresses before sending mail.",
"version": "1.0.4b",
"author": "markopee",
"homepage_url": "http://markopee.blogspot.com/2008/02/plain-address.html",
"legacy": {
"type": "xul",
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "{b65d0be3-cc20-44e1-bbaa-ea394dbffa34}",
"strict_min_version": "68.3.0"
}
}
}

h.ogi さんのコメント...

「"type": "xul",」の最後の「,」を削除してください。
「}」に前に「,」があるとエラーになってしまいます。

{
"manifest_version": 2,
"name": "Auto Address Cleaner",
"description": "Remove comment, display name from addresses before sending mail.",
"version": "1.0.4b",
"author": "markopee",
"homepage_url": "http://markopee.blogspot.com/2008/02/plain-address.html",
"legacy": {
"type": "xul"
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "{b65d0be3-cc20-44e1-bbaa-ea394dbffa34}",
"strict_min_version": "68.3.0"
}
}
}

こさ さんのコメント...

早々のご返信ありがとうございました。
初歩的なことでした・・・
おかげさまで、無事にインストール出来ました。
ありがとうございました。

こさ さんのコメント...

連投失礼します。
インストールは出来たものの、プログラムの正常動作を確認できませんでした。。。

勝手を申し大変恐縮ですが、どこをどう修正すればいいのか、ご教示いただけないでしょうか。

急いでおりませんので、何卒宜しくお願いします。

h.ogi さんのコメント...

Auto Address CleanerをThunderbird 68対応してみました。

Auto Address Cleaner 1.0.5

YY さんのコメント...

ルーラーバー (Ruler Bar)
https://addons.thunderbird.net/ja/thunderbird/addon/ruler-bar/
の 68 対応を試みたのですが、
「Thunderbird 68.3.1と互換性がないため、このアドオンをインストールできませんでした。」
となってしまいます。どこか間違いがあればご指摘いただければ幸いです。
また、"strict_min_version": "68.*" などという書き方は可能でしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。

{
"manifest_version": 2,
"name": "Ruler Bar",
"description": "Shows a ruler in the mail composition window.",
"version": "0.5.2019041801mod_TB68.x",
"author": "YUKI Hiroshi",
"homepage_url": "http://piro.sakura.ne.jp/xul/rulerbar/",
"legacy": {
"type": "xul",
"options" : {
"page" : "chrome://rulerbar/content/config.xul",
"open_in_tab" : false
}
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "{3550f703-e582-4d05-9a08-453d09bdfdc6}",
"strict_min_version": "68.3.1"
}
},
"icons": {
"32": "icon.png",
}
}

h.ogi さんのコメント...

以下、3点修正してください。
・version
命名即が決まっています。以下を参考に修正してください。
 https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/Toolkit_version_format
・id
上記のIDはThunderbirdのIDなので、アドオンのID(install.rdfの6行目)を指定してください。
・icons
「"icon.png",」の最後の「,」を削除してください。

strict_min_versionの「*」使用はNGです。最低のバージョンを指定するところなので、「*」は必要ないはずです。v68系の最低バージョンである68.0を指定しておけば、v68系とそれ以降のバージョンに対応できます。

また、オプション画面(config.xul)でprefwindow/prefpaneが使われていますが、TB68では使えないのでdialogなどへの置き換えが必要です。

匿名 さんのコメント...

横から失礼いたします。

ルーラーバー (Ruler Bar)について、config.xulのprefwindow/prefpaneからの置き換えをしたいと考えていますが、自力では良い参考資料が見つけられず…
どう置き換えれば良いかご助言頂けませんでしょうか。

YY さんのコメント...

h.ogi さま

お教えいただいた3ヶ所とバージョンの修正で無事
「ルーラーバー (Ruler Bar)」
を Thunderbird 68.3.1 (64 ビット) で使用できるようになりました。

ありがとうございました。

Auto Address Cleaner (mod) の様に
https://hogi.sakura.ne.jp/hiki/?ExperimentalExtensions
に置いていただけると嬉しい人はたくさん居そうです。

h.ogi さんのコメント...

> YYさん
修正できたとのこと、なによりです。

Ruler Barは、他からも要望があったので、正月休み中に直してみました。
たぶんThunderbird 60のときからあったと思うのですが、カーソルが動かないので、それも直しておきました。ただ、"カーソル位置を正確に表示する"がOFFの場合のみです。
ONの場合は、コードをしっかり読まないと直せなさそうだったので、カンベンください。

Ruler Bar (mod) v0.6

> 匿名さん
prefwindow の変更については、以下が参考になります。
Changes in Thunderbird 61-68

また、上記のRuler Bar (mod)で、設定画面も修正しているので、よろしければお使いください。

こさ さんのコメント...

> h.ogiさま

Auto Address Cleanerの件では、ありがとうございました。
無事にインストールすることができました。また、動作も確認いたしました。

fm さんのコメント...

>h.ogi様
Address Move Button (mod) 0.3.1使わせていただきます。
このアドオンが使えなくなり同等のものも見つからずとても困っていたので、本当に助かりました。
ありがとうございます。

匿名 さんのコメント...

Address bulk copy 等のアドオンが使えずに困っていたのですが、
こちらで説明されている方法そのままで対応できました。
とても助かりました!!

kz1718 さんのコメント...

サイトを参考に「printingtools-1.3.0-tb」をインストールするところまでは出来ました。
ありがとうございます。
その後、印刷設定画面を開くと、ウインドウは透明で文字だけが表示される状態です。
これは、修正が可能なのでしょうか。
修正時、「chrome.mainfest」には記載されていた該当項目が無かったためそのままの状態です。
やはりソースコードの修正が必要なのでしょうか。
動作はとりあえず出来ているようなのですが、設定変更が出来なくて少し困っています。
このアドオン、かなり助かっていたのでなんとか使えるようにしたいです。

h.ogi さんのコメント...

スタイルシートの設定がうまくいっていないんだと思います。
以下の一文をXULファイルに追加するとなおるかもしれません。
<?xml-stylesheet href="chrome://messenger/skin/messenger.css" type="text/css"?>

h.ogi さんのコメント...

PrintingToolsですが、気になってみていたら止まらなくなってしまいました(笑)
表示回りはなおっていると思うので、よかったらお試しください。

PrintingTools (mod) 1.4.0

kz1718 さんのコメント...

j.ogi 様

PrintingTools (mod) 1.4.0、ダウンロードさせていただきました。
当たりまでですが、設定画面の表示も問題なく表示され、
使えるようになりました。
おまけに修正までしてもらえて、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

kz1718 さんのコメント...

h.ogi様でした。

大変申し訳ありません。

h.ogi さんのコメント...

kz1718さん

ちゃんと動いているとのこと、よかったです。

takitaki さんのコメント...

StartupMasterというアドオンを何とか使用したくて、このサイトにたどり着き試してみたのですが、Thunderbird 68.5.0と互換性が無いというメッセージが出て、インストールできませんでした。
お手数をおかけして恐縮ですが、アドバイスを頂けますでしょうか。。。

作成したmanifest.jsonは、下記のとおりです。

{
"manifest_version": 2,
"name": "StartupMaster",
"description": "Asks for the master password at startup",
"version": "1.6.5",
"author": "Tamas Hubai",
"homepage_url": "http://htamas.ces.hu/startupmaster/",
"legacy": {
"type": "xul"
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "506d044e-41fa-4cc8-9dc6-9ff70e96eebf",
"strict_min_version": "68.0"
}
},

また、chrome.manifestは開くと下記の通りで記載の変更内容がなかったので変更しておりません。
content startupmaster chrome/content/
locale startupmaster en-US locale/

何卒、よろしくお願い申し上げます。

h.ogi さんのコメント...

Bootstrapタイプ(再起動がいらない)なので、ちょっと設定が変わります。
"type": "xul"のところを、"type": "bootstrap" に変えてください。

あと、以下の設定が間違っているので、直してください。
・idは{}まで忘れずに書いてください。"{506d044e-41fa-4cc8-9dc6-9ff70e96eebf}"
・一番最後の「,」を削除
・最後に}を追加({}の対応がとれていません)

これで、インストールできるようになると思います。

h.ogi さんのコメント...

調査がてら、修正してみました。よろしければ。

StartupMaster 1.6.6

takitaki さんのコメント...

修正版までご作成頂き、本当にありがとうございました。
無事にインストールできました。
ただ、以前のバージョンでは起動時にパスワードが求められ、PWを入力すると画面が開いたのですが、今回は、画面が開いてパスワードを入力する順番になりました。。。
また、調べてみます。
いずれにせよ、ありがとうございました。

h.ogi さんのコメント...

Thunderbird 68から、旧式のアドオンが読み込まれるタイミングが、全表示が読み込まれた後に変更されているので、ちょっと厳しいかもしれないです。

takitaki さんのコメント...

そういう事なのですね。。。
わざわざご回答頂きありがとうございました!

T.A さんのコメント...

Subject CleanerのTB68対応を試みたのですが、
「Thunderbird 68.7.0と互換性がないため、このアドオンをインストールできませんでした。」
となり、エラーメッセージは以下のようになっています。
---
1586502666113 addons.xpi WARN Invalid XPI: Error: File C:\Users\T.A\OUT\subject_cleaner-1.5.0-tb(mod).xpi does not contain a valid manifest(resource://gre/modules/addons/XPIInstall.jsm:671:11) JS Stack trace: loadManifest@XPIInstall.jsm:671:11
---

何度も見返して修正したのですが解決できないので、記述の不備についてご教示いただけないでしょうか。よろしくお願いします。

{
"manifest_version": 2,
"name": "Subject Cleaner",
"description": "Remove extra strings from the subject when composing a message.",
"version": "1.5.0",
"author": "mi-yo, modified by T.A",
"homepage_url": "https://github.com/mi-yo/thunderbird-subjectcleaner",
"legacy": {
"type": "xul",
"options" : {
"page" : "chrome://subjectcleaner/content/setting.xul",
"open_in_tab" : false
}
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "subjectcleaner@mozilla.extensions",
"strict_min_version": "68.0"
}
}
}

h.ogi さんのコメント...

コピペしてやってみましたが、インストールできたので記述自体は問題ないです。
Zip(XPI)の作り方を間違えていないが、確認してください。
ただ、インストールができても、正しく動かないので、さらに修正が必要です。

ちなみに、作者さんのgitをみると、もうすぐ対応版が出るみたいです。

T.A さんのコメント...

h.ogi様

ご確認ありがとうございました。
ご指摘のとおりZipの作り方が間違っていました。
たしかに正しく動作しないですね。。。

対応版がもうすぐ出るとのことですので待とうと思います。
貴重な情報ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

Thunderbird 68.7.0と互換性がないため、このアドオンをインストールできませんでした。
となってしまいます。どこか間違いがあればご指摘いただければ幸いです。
{
"manifest_version": 2,
"name": "宅配便の配達状況",
"description": "右クリックメニューから宅配便各社の配達状況ページへジャンプします",
"version": "3.5",
"author": "Takekatsu HIRAMURA",
"homepage_url": "http://thira.plavox.info/transport/mozilla/",
"legacy": {
"type": "xul"
"applications": {
"gecko": {
"id": "{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}",
"strict_min_version": "68.0"
}
},

いらない箇所は削除しているはずです。
chrome.manifestは修正不要でした

K.T. さんのコメント...

h.ogi様
MinimizeToTray ReanimatedがThunderbird 68に対応していなくて
いろいろググってこちらを拝見しました。
ソースコードの修正が必要とのことですが
ど素人には無理なことなんでしょうね。

h.ogi さんのコメント...

「宅配便の配達状況」ですが、{}の対応とIDが間違っているので、以下のように修正してください。動作確認はできていませんが、右クリックメニューにはでてきてました。

{
"manifest_version": 2,
"name": "宅配便の配達状況",
"description": "右クリックメニューから宅配便各社の配達状況ページへジャンプします",
"version": "3.5",
"author": "Takekatsu HIRAMURA",
"homepage_url": "http://thira.plavox.info/transport/mozilla/",
"legacy": {
"type": "xul"
},
"applications": {
"gecko": {
"id": "transport@thira.plavox.info",
"strict_min_version": "68.0"
}
}
}

h.ogi さんのコメント...

MinimizeToTrayですが、Thunderbird 68から、アドオンからOSのネイティブコードを呼ぶことが禁止されたので、今後も対応することはないと思います。

次期メジャーリリース(Thunderbird 78)からは、Thunderbird本体に、タスクトレイに格納するオプションが追加されるみたいです。
Windowsだけですが、Thunderbird 76 beta1 ですでに実装されています。

匿名 さんのコメント...

宅配便の配達状況が無事動きました、誠にありがとうございます

h.ogi さんのコメント...

ほかの方からもリクエストがあったので、Thunderbird 68対応版「宅配便の配達状況」をダウンロードできるようにしました。

宅配便の配達状況 (mod) v3.6

勝手に修正したものなので、不具合等があっても、もとの作者の方へ連絡しないようにしてください。

匿名 さんのコメント...

いつもお世話になります。PrintingTools (mod) 1.4.0をダウンロードして使わせていただいていますがバージョン68.0の時は問題なかったのですが、68.7(32ビット最新版)にしたところ印刷プレビューが表示されなくなってしまいました。対処法があれば教えてください。プログラミングがまったく分からないのでできれば68.7に対応したPrintingTools (mod) をご用意いただけると助かります。

h.ogi さんのコメント...

印刷メニューの印刷プレビューを選んでも、表示されないということでしょうか?
私の環境(Windows10, Thunderbird 68.7.0 64ビット版)では表示されます。

もう少し詳細を教えてください。
直せるかどうかわかりませんが、調べてみます。

匿名 さんのコメント...

早速のお返事ありがとうございます。こちらWindows10, Thunderbird 68.7.0 32ビット版です。実はこの現象の前にThunderbirdがクラッシュしたので再立ち上げした状態でした。ですので念のためウインドウズを再起動して試したら今度は正常にプレビュー表示されました。おそらくクラッシュした時に一時的にファイルなどの不具合が起きたのではと推測します。この度はお騒がせして申し訳ありませんでした。それでは今後ともよろしくお願いします。

匿名 さんのコメント...

すみません、上記とは別件で教えていただきたいことがあります。今までThunderbird 60.を使っていて今回Thunderbird 68.7.0 にしたのですが、送信済みトレイに書かれる送信メールの署名だけが何故かグレー(灰色)になってしまいます。ちなみに「ツール」「アカウント設定」該当のアカウント、左側「編集とアドレス入力」「HTML形式でメッセージを編集する」にチェックは入っていません。もともとアカウント設定は Thunderbird 60の時のものをそのまま使ってて60の時は黒色でした。何が考えられる原因があれば教えていただけれると幸いです。

h.ogi さんのコメント...

署名の色は、Thunderbirdの仕様で、昔から灰色になっているはずです。
Thunderbird 60の時は、何かアドオンを使用していませんでしたか?

匿名 さんのコメント...

お返事ありがとうございます。。PrintingTools 以外のアドオンはxpungeだけでした。

K.T. さんのコメント...

h.ogi様
次期メジャーリリースでタスクトレイ格納機能が追加になるようなのですね。
情報ありがとうございます。

Unknown さんのコメント...

PrintingTools (mod) 1.4.0を使わせていただいています。それでひとつ確認ですが印刷オプションで「選択した部分だけを印刷する」にチェックをいれても機能しません。印刷プレビューでは機能するのでその状態から印刷すると選択した部分だけ印刷することができますが、印刷プレビューせずに印刷すると選択していない部分も全て印刷されてしまいます。以前のバージョン(Thunderbird 60)の時はプレビューを通さなくても機能していましたのでできればそのようにできたらと思っていますが対処法があれば教えてください。ちなみにWindows10とWindows7の両方でThunderbird 68.7.0 32ビット版で試しました。

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