- 新機能
- Gecko 2.0
レンダリングエンジンがGecko 2.0に更新されます。
- Account Provisioning
Thunderbirdから、Emailアカウントを作れるようにする機能です。すでに、拡張機能として公開されていて、これをThunderbird本体に組み込むようです。Firefoxの検索窓と同じように、Thunderbirdを通してアカウントを作ると、Mozlla Messagingに収入が入るようになるのかもしれませんね。個人的には、それでThunderbirdの開発が促進されたり、品質向上が図られるのなら、いいことだと思います。
- Search Integration
Thunderbirdの中で、検索エンジンを使った検索をできるようにする機能です。これも、すでに拡張機能として公開されているものです。メールなどの文字を選択して、右クリックメニューか「メッセージ」メニュから検索を実行すると、Thunderbirdのタブで検索結果が表示されます。これも、検索を通して、Mozilla Messagingに収入が入るのかもしれません。
- Instrumentation
Thunderbirdをダウンロードしたユーザ情報や、インストールに成功したかなどのフィードバックを得る仕組みを入れるようです。
- Add-on manager
アドオンマネージャの変更です(すでにリリース済みのアルファ版に入っています)。
- Gecko 2.0
- 重要なバグ修正
- ショートカットキー A (bug 511741)
Aを押すとメールがアーカイブされますが、なにも知らずにAを押してしまった場合に、突然メールが消えてしまったように見えるので、初めてAを押したときは、確認を出したほうがいいんじゃないの?というバグです。私も被害者の一人です
- IMAPサーバの負荷軽減
- 終了時にLDAPがハングアップする(bug 544939/bug 343332)
- ショートカットキー A (bug 511741)
- 時間があれば入れたい機能
- Personaの改良
- test-pilot / input.mozilla.com でのフィードバック
- アドレス帳の改良
- アカウントウィザードの改良(bug 549045)
- タブの移動(bug 468808)
- Account Centralの再設計(bug 489999)
フォルダツリーのアカウントのところを選択するとでてくるやつです。該当Bugのスクリーンショットを見ると、フォルダごとの容量があったり、返信率があったりとおもしろそうなことをしています。たぶん、Glodaを有効にする必要があると思います。
- バックグラウンドで送信(bug 511079)
- Personaの改良
- Thunderbird 3.3以降に入れたい機能
- Pluggable message store
データ保存形式の変更
- Geckoの変更への対応
Firefoxのメジャーバージョンアップが、これまでより頻繁に行われる予定なので、Thunderbirdにも影響がありそう。
- Sync
複数のパソコンでThunderbirdの設定やデータを共有する仕組み。Firefoxでは、Firefox4で標準搭載予定。
- Pluggable message store
Thunderbirdにタブが入る!!ってなったときに比べると、正直インパクトにかける気がします。3.1から3.3へのバージョンアップなので、Geckoの更新と完成度UPをしたいところでしょうか。今回紹介した機能の中に、タブを使った機能がいくつかあるように、今後、タブをどう使っていくか楽しみな部分もあります。
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