Thunderbird 68.2.0 がリリースされました。
このバージョンから自動アップデートが有効になっているので、まだバージョンアップしたくない場合は、うっかり更新しないように注意が必要です。
v68系に移行できない大きな理由に、アドオンの対応があると思いますが、以下のサイトで対応状況をまとめてくれています。
ThunderKdB: Extension Developer Resources
10/24現在では、125件が対応できているみたいです。
全部で1340件のうち、v60系対応ですら302件と、v60の時点で1000件以上がドロップアウトしてしまっていたんですね…
ThunderbirdはFirefoxとは違って、WebExtensions/MailExtensionsに移行するも、レガシーアドオンもサポートする方針を打ち出してきました。
実際、v60/v68ではアドオンの修正が必要なものの、レガシーアドオンも動いています。
ですが、方針転換し、次期ESRリリース(Thunderbird 78, 2020年6月リリース予定)からは、レガシーのサポートをやめる話も出てきています。
Intent to de-support: traditional add-ons
アドオン作者としては、WebExtensionsでの作り直しの労力や、レガシーアドオンの自由度の高さから、サポートを継続してほしいですが、
この対応状況を見ると、有名どころの機能を本体に組み込んでしまって、サポートを打ち切ろうという考えも分からなくもないです。
で、最後に、私のアドオンの対応状況ですが、v68.2.0でもう少しベータテストを継続してから、正式版をリリースしようと思います。
これから一気に移行が進んで、バグ連絡がくることも考えられるので。
今のところ、v68.2.0でも問題なさそうです。
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