VAIO S (VPCS12AFJ)という古いノートPCを、まだメインPCとして使っています。
Windows10がリリースされた時の、無償アップグレードを試したのですが、ディスプレイの明るさ(バックライト)が暗く、調整もできなかったので、あきらめて、Windows7に戻して使っていました。
で、Windows7のサポート切れもせまってきて、PC買い替えを検討していたのですが、
ダメもとでもう一度トライしてみたら、無事、最新の19H1(ver 1903)で動くようにできました。
重いゲームなどはしないので、まだまだ現役でいけそうです。
最終的に、
・バックライトの不具合の解消
・ハードディスクアクセス頻発の解消(RSTの更新)
をしました。
もし、同じ症状の方がいたら、ご参考までに。
なお、お決まり事ですが、 試される場合は自己責任でお願いします。
なお、お決まり事ですが、 試される場合は自己責任でお願いします。
バックライトの不具合を解消する
インテルのグラフィックドライバ(のデフォルト値)に問題があるようなので、古いインテルCPUのPCで同じ症状の場合は、この方法で解消できるかもしれません。
私の場合は、
Core i5 M540 (Arrandale) 第1世代のIntel HD Graphics
です。
レジストリエディタを使って、レジストリを編集します。
まずは、スタートメニューを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選びます。開いたウィンドウに「regedit」と入力して、レジストリエディタを起動。
レジストリエディタが起動したら、左のツリーを
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class\{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}\0000
と開いていきます。
最後の「0000」のところは、「0001」の場合もあるようです。
ツリーが開けたら、「FeatureTestControl」をダブルクリックして、「値のデータ」を「fb20」に変更します。
(もとの値は、「f800」になっていると思います。)
あとは、レジストリエディタを閉じて、Windowsを再起動すれば画面の明るさが正常に戻って、明るさの調整も効くようになっていると思います。
注意点:
注意点:
Windows10のバージョンアップをすると、この設定が元に戻ってしまうようです。
バージョンアップして、また画面が暗くなったら、同じ作業を試してみてください。
(Redstone 5 (ver1809) → 19H1 (ver1903)のアップデートで発生しました。)
これは、Windows7→10アップデートでも同様です。
私はこれに気付かず、Windows7の状態でレジストリを確認して、すでに「fb20」だったので、この方法は関係ないかと思い、ほかの方法を探して力尽きていました。
Windows10のアップデートによって、この値が書き換わったことが、そもそもの問題でした。
これは、Windows7→10アップデートでも同様です。
私はこれに気付かず、Windows7の状態でレジストリを確認して、すでに「fb20」だったので、この方法は関係ないかと思い、ほかの方法を探して力尽きていました。
Windows10のアップデートによって、この値が書き換わったことが、そもそもの問題でした。
インテル ラピッドストレージテクノロジー(RST)を更新する
画面が明るくなったのはよかったのですが、今度はハードディスクへのアクセスが止まらず、とにかく動作が重くなってしまいました。
タスクトレイを見てみると、RSTにエラーが表示されていて、ドライバを更新してみたらひとまずおさまったので、その方法です。
(というか、ダウンロードの仕方です。)
まずは、インテルのダウンロードサイトへ。
ここからドライバをダウンロードしてインストールすればいいのですが、最新版は私のように古いPCをサポートしていません。
なので、自分のPCにあったバージョンを探します。
スタートメニューを右クリックして、「デバイスマネージャー」を立ち上げます。
次に、デバイスマネージャーで、「IDE ATA/ATAPIコントローラー」のツリーを開きます。
ここにある、コントローラーの名前を覚えておきます。
私の場合は、
Intel(R) 5 Series 4 Port SATA AHCI Controller
です。
で、ダウンロードサイトに戻って、自分のハードに対応した最新版を探します。
これは、各バージョンのページを開いて、根気よく見ていきます。
古いドライバは、Windows10をサポートしていませんが、気にせずいきます。
古いドライバは、Windows10をサポートしていませんが、気にせずいきます。
機械翻訳しているみたいなので、英語が得意な方は、英語のほうを見たほうがいいかも。
私の場合は、Ver 11.7.0.1013 でした。
私の場合は、Ver 11.7.0.1013 でした。
いくつかファイルがあるのですが、一番上の、「iata_cd.exe」をダウンロードしてインストールします。
インストール完了後、PCを再起動すると、ハードディスクアクセスが多少は落ち着くかと思います。
おかしくなってしまった場合には
もし、問題が起きてしまった場合には、セーフモードで起動して、レジストリ設定やドライバを元に戻してください。最悪、データだけでも救出を。Windows10では、ブートに失敗するとセーフモードに入れるようになります。
電源を入れてBIOS画面を過ぎたくらいで、長押しで電源を落としてください。これを2回以上繰り返すと、セーフモードに入れると思います。